いだきしんタンザニアコンサート

「平和の灯火」 SADC(南部アフリカ開発共同体)サミット公式イベント

 人は生まれてすぐ泣く。産声は、全身全霊覚醒の瞬間であり、世界に発する最初の言葉である。超越したあるものに通じ、創造を予感する生命の言葉。赤子は生まれた在りのままの存在として受け入れてくれない世界、社会、人等に対し、むつかり、泣く。生命に違和する世界で泣き叫ぶ。
 平和は、赤子が泣くということの意味が不明になり、あるいは無視された時に失われました。赤子が泣く・・・、生まれた存在者がこれからの未来に向かう者としての苦しみであり、平和を失い、自然を破壊された世界で、作られる者として生きていく悲しみである。平和は生命に普遍的であり、豊かな自然と切り離すことは出来ない。
 タンザニアは人類の起源を知る国。世界で最も自然の豊かな大地の一つである。この豊かな自然の中で身体は癒され、魂は輝く。身体の内側から美しく生きることの喜びに満たされる。
 元々、人間によって作られた生命は一つもない。生まれた生命に満ちている地球の息吹、美しさ。
 私の音は平和な未来に通じる力強い産声、この豊かな大自然と響き合い、人の生命、魂の奥から生まれる平和実現への逞しいエネルギーを即興的に表現するものである。
 今の時代に人類の平和な未来を創る為のコンサートの機会を与えて下さいましたタンザニア連合共和国関係各位の皆様に衷心より感謝申し上げます。

 

 

 2003年4月22日 関係各位

 「平和の灯火」いだきしんタンザニアコンサートが、2003年8月25日にタンザニア、ダルエスサラームのムナジ・モジャ・グラウンドにて開催されます。南部アフリカ開発共同体(SADC)加盟国の首長が集まる会議の文化プログラムの一環として行われます。SADCは、14カ国の南部アフリカ諸国の準地域組織で、タンザニア、ザンビア、ボツワナ、南アフリカ、モーリシャス等が加盟しています。
 「平和の灯火」コンサートの実行委員会は、タンザニアでは政府高官の主導のもと、メディア組織、電力会社などの公社が参加して構成されており、主たるメンバーは、外務省、天然資源観光省、在日タンザニア大使館、及び、日本の非政府組織であるNPO高麗です。
 南部アフリカ開発共同体(SADC)は、1992年以来、平和、民主主義、政治的安定の環境開発を率先し促進することに取り組んできました。「平和の灯火」いだきしんコンサートは、SADCの目的と合致するものであります。いだきしん氏の音楽によって世界中に共鳴するこの平和のメッセージほど、戦争と戦争の脅威が世界の出来事を占めている今日、我々に必要なものはありません。私は東京で いだきしん氏のコンサートに数度参加しましたが、魂と心が毎回生まれ変わる経験をし、その平和の力を身をもって感じました。
 そこで私は、平和を愛する全ての人々に、「平和の灯火」コンサートが大きな成功となるように、NPO高麗、その他実行委員会を支援するため最大限のご尽力をお願い申し上げます。世界から戦争の恐怖をなくするために、共に努力しようではありませんか!

在日タンザニア大使 EEE ムタンゴ